父の日に贈られてくるプレゼント
日常的な会話らしい会話がなくなっている子供達との関係ですが、縁が切れているわけではないと痛感するのが父の日です。
父の日だけは、子供達がプレゼントを選んで渡してくれるのです。
正直に子供達の前で喜べない私ですが、毎年ということは照れ隠しがバレているのだと思います。
ネクタイなど日頃身につけられるものはしっかり使っているので、それを見ているからかもしれませんが、嫌なものは身につけないので無言のメッセージとして受け止めているのでしょう。
クリスマスや誕生日などは何もないので、父の日だけが特別扱いで、私は父親だと再確認することになります。
【ギフトカレンダー】父の日は、いつ?(2026年までのカレンダー)
父親として格好良く振る舞えたかといえば、むしろ反対でしたが、それでも子供から見たら父親扱いはしてもらえているはずです。
私が成長した子供達をいつまでも子供と見ているのと同じように、環境が変わっても変わらないものがあるのは嬉しいことです。
この父の日のプレゼントですが、子供達からそれぞれ来ることもあれば、共通になる時もあります。
その違いが何なのかはわかりませんが、兄弟仲良くしているのも感じられるいい機会です。
一緒に私のプレゼントを選んでいる2人の姿を思い浮かべては温かい気持ちになります。
別居してから家族のあり方を考えることが増えましたが、今の状態が心地よく感じます。
近すぎるとどうしても喧嘩になりやすく、離れすぎると孤独で不安になりすぎるのはワガママかもしれませんが、たまに寂しくなるくらいの距離関係で過ごすことができるのは楽です。
一人でいるのが嫌いではないので、自分の時間ができるのは嬉しいことで、家族のことを考えすぎて当たり散らすこともないことで平和です。
それでも、子供が小さい頃のことはよく思い出すし、子供達との時間は嫌いではなかったはずです。
反抗期には手を焼きましたが、それでも今現在まで関わりが持てるくらいには信頼関係が築けていたわけで、プレゼントがくれば嬉しくなるのです。
年に一度ある父の日。
この日ばかりは一緒にいない家族のことを愛おしく誇らしく思えます。
父の日があることに感謝しながら、今年もどんなプレゼントが届くのかワクワクしながら子供達の写真を見て待っていようと思います。